診療のご案内
以下のような診療・検査を行っております。
小さな不安、悩みでもお気軽にご相談ください。
消化器内科・消化器外科について
消化器内科・消化器外科とは「おなかの痛み・不快感」の原因となるような腹部の病気の診察を専門とする診療科です。症状に応じてレントゲン検査や腹部超音波検査、内視鏡検査などを行い、患者さんの状態を正確に診断したうえで、適切な治療をご提供いたします。
特に当院では、検査から処置・手術そして術後フォローまで一貫して対応することができます。ご希望の場合には、当院と連携している中之島の住友病院での手術をコーディネートして執刀を含めた手術監修させていただきます。
- 以下のような症状がありましたらお気軽にご相談ください
- 胸焼け、つかえ感、胃もたれ、胃痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満、便秘、下痢、残便感、血便
- 対象となる主な疾患
- 逆流性食道炎、便秘、脂肪肝、胃・十二指腸潰瘍、下痢、肝機能障害、胃炎・十二指腸炎、大腸ポリープ、胆石症、ヘリコバクターピロリ感染症、潰傷性大腸炎/クローン病、膵炎、胃ポリープ、大腸憩室症、食道がん・胃がん・大腸がん、機能性ディスペスシア、過敏性腸症候群(IBS)
●当院の内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
胃内視鏡検査について
上部消化管内視鏡検査は、主に食道、胃、十二指腸の一部が検査対象となります。様々な上腹部症状(胸焼け、腹部膨満感、胃もたれ、胃痛等)の検査ために行うほか、健診・ドック等のバリウム検査において要精査となった方の検査としても行います。当院では、経鼻内視鏡(細い内視鏡)を用いており、検査時の嘔気(吐き気)が少ないのが特徴であり鎮静剤なしでカメラ画面を自分でみながら検査を受けていただけます。
また当院では予約枠に空きがあれば、胃内視鏡検査を初診の日にも行えるよう配慮しています。
まずは ネット予約、またはお電話(072-275-9907) にて予約枠の空きをお問合せいただき、午前診での検査を希望の方は朝食を、午後診での検査希望の方は昼食をお控えいただきご来院いただければ初診当日に検査可能です。
- 経鼻内視鏡による上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
- 上部消化管内視鏡検査は、主に食道、胃、十二指腸の一部が検査対象となります。様々な上腹部症状(胸焼け、腹部膨満感、胃もたれ、胃痛等)の検査ために行うほか、健診・ドック等のバリウム検査において要精査となった方の検査としても行います。経鼻内視鏡(細い内視鏡)を用いています。
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- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
- 内視鏡を肛門から挿入し、主に直腸から盲腸の全大腸を観察する検査です。大腸がんやポリープ、炎症などの異常が起きていないか、血便や健診での便潜血反応、ひどい下痢などを引き起こす原因の検査や腫瘍の生検(組織の一部を採取すること)やポリペクトミー(ポリープの切除)などに用います。
大腸内視鏡検査は鎮静剤(眠り薬)を用いて、ウトウトしている間に検査を行うこともできますが、細心の注意をはらった挿入と空気ではなく炭酸ガスによる送気での観察により、意識がある状態で、自分の大腸の中を見ながら検査や処置を受けることもできます。
検査の予約状況はお知らせに示していますが最近は予約が混み合っており、またこの検査には、事前に診察が必要ですのでまずは診察にご来院いただけますと早めの検査日を設定できることがあります。
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●当院の腹部超音波検査(腹部エコー)
腹部超音波検査は、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、腎臓などが検査対象となります。胆石、尿管結石や虫垂炎など、急なお腹の痛みの原因を調べたり、胃がんや大腸がんなどの術後の方の検査としても行います。
当院では腹部超音波検査を可能な限り初診の日にも行えるよう配慮しています。
午前診での検査を希望の方は朝食を、午後診での検査希望の方は昼食をお控えいただきご来院いただければ初診当日に検査可能です。詳しくはお電話にてお問合せください。
内科について
風邪・発熱・頭痛・腹痛などの一般的な体調不良はもちろん、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病なども含めて、総合的に診察いたします。どの診療科に行けば良いかわからない場合でも、お気軽にご相談ください。
- 内科の対象となる主な症状
- 発熱、咳、鼻水、頭痛、喉の痛み、胸の痛み、動悸、胸部圧迫感、息切れ、呼吸困難、脈の乱れ、めまい、足のむくみ、腹痛、嘔吐、下痢、血尿、便秘、倦怠感、体重減少、食欲がない、何となく体調が悪い など
乳腺外科について
乳腺外科とは、乳房に関するさまざまな症状(しこり、痛み、分泌など)に対しての診断と治療を行う診療科です。特に、乳がんは早期に発見し治療を受ければ、多くの場合は治癒が可能ですので、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
また、乳がん術後の方で、内服や点滴治療が必要な場合でも当院で行える治療がありますので、お気軽にお問い合わせください。
◎当院の乳腺超音波検査(乳腺エコー)
乳腺超音波検査は、痛みも放射線被ばくもなく乳腺内部を調べることができます。マンモグラフィーより優れている点は、小さな腫瘤(しこり)を見つけやすく、その内部の状態やひろがりなど詳しくわかります。また乳腺炎など炎症の程度を調べることにも優れています。
乳房のしこり・痛みを感じたり、乳頭からの異常分泌がある方や、乳がん検診のマンモグラフィーで異常を指摘された方は、午前診、午後診のどちらでも初診当日に検査可能です。
この検査にて異常を認める場合は、近隣の高次医療機関へ紹介しさらなる精査を受けていただきます。
- 以下のような症状がありましたらお気軽にご相談ください
- ・乳房やわきの下に「しこり」がある
・腕を挙げたとき、乳房に「えくぼ」「ひきつれ」がある
・乳首からの分泌(レンガ色)がある
・乳首にびらんやただれがある
- 対象となる主な疾患
- ・乳がん
・乳腺良性疾患(乳腺症・繊維腺腫・乳頭病変・乳腺嚢胞症等)
・異常乳頭分泌
手術について
一般のクリニックでは手術が必要となると大きな病院を紹介されることが多く、新たに病院の先生に術後も診てもらうことが多いと思われます。
当院の院長は、高度な腹腔鏡下手術の技術を持った日本消化器外科専門医ならびに日本内視鏡外科学会技術認定医として多数の手術経験がありますので、術前の手術治療の適応や選択また術後経過観察や抗がん剤投与を含めた術後治療についてもアドバイス可能です。
当院でできる検査
生活習慣病の「代表格」は糖尿病ですが、肥満、高血圧、がん、脳卒中、心臓病など多くの疾病が挙げられ、早期の発見、治療開始の重要性・必要性が叫ばれています。遺伝的な要素は発症原因のひとつとなりますが、日頃の食習慣、運動習慣、休養の取り方、嗜好などの生活習慣が密接に関わっており、医学的な診断と考察が欠かせません。当院では健康増進、発病予防の段階から生活習慣病への対策に取り組んでいます。
- ・内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
・X線検査(レントゲン)
・超音波検査(エコー)
・血液検査
・便検査
・ピロリ菌に対する尿素呼気検査
ピロリ菌検査
当院では、胃カメラでピロリ胃炎を疑われた方や、ピロリ菌の除菌をうけられた方に対して、呼気試験によるピロリ菌検査を行っています。呼気試験は空腹状態で錠剤を飲んでいただき、バックに息を貯めていただきます。約30分で結果がわかります。
※ピロリ菌検査ならびに除菌療法を保険で行うには、条件があります。
堺市がん検診・肝炎ウイルス検査ならびに特定健康診査について
堺市での死亡原因の1位は、がんによるものとなっており、がんを症状の乏しい初期の段階で発見できるように、それぞれのがんについて特定の方法での検診を、市民の皆さんにうけていただくようがん検診の自己負担金を無料として勧めています。当院では、以下の堺市のがん検診・肝炎ウイルス検査ならびに特定健康診査を受けていただけます。
※ただし、自覚症状のある方は検診ではなく、医療として受療していただき、保険診療として一部自己負担金が必要となることがあります。
検診名 | 対象者 | 内容 | 自己負担金 |
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胃がん検診 | 満50歳以上 偶数年齢 |
胃内視鏡検査 | 令和6年3月31日まで 無料 |
肺がん検診 | 満40歳以上 ※喀痰検査は条件に該当する希望者 |
胸部X線撮影 喀痰検査 |
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大腸がん検診 | 満40歳以上 | 便潜血検査(2日法) | |
乳がん検診 | 満40歳以上 偶数年齢の女性 |
問診 視診 触診 マンモグラフィー #1 |
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前立腺がん検診 | 50歳~69歳の偶数年齢の男性 (注意)胃、肺、大腸がん検診、または堺市国民健康保険特定健康診査と同時実施となります。 |
血液検査 (PSA値測定) |
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胃がんリスク検査 | 満35歳~49歳 (期間中に1回) |
血液検査 (ピロリ菌の有無、胃の萎縮度の判定) |
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肝炎ウイルス検査 | 満20歳以上 (期間中に1回) |
血液検査 (HBs抗原検査、HCV抗体検査) |
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特定健康診査 | 40歳~74歳の医療保険加入者 (被保険者・被扶養者) |
問診 身体計測 血圧 診察 血液・尿検査 心電図(対象者のみ) |
保険者によって異なります。 |
#1 マンモグラフィは近隣医療機関にての撮影となります。
※ 奇数年齢の方で、直前の偶数年齢時に受診していなければ、保健センターへ事前に申請した上で受診可能となります。
詳しくは 『堺市けんしん総合サイト』 をご覧ください。
ワクチンと抗体検査について
当院では、下記の抗体検査ならびにワクチン(予防接種)行っております。
公費負担(補助)があるものや、接種に予約が必要なワクチンもありますので詳しくはお問い合わせください。
- 抗体検査
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・風疹、麻疹、水痘(水ぼうそう)、ムンプス(おたふく風邪)
・B型肝炎、C型肝炎、梅毒、新型コロナウイルスS蛋白抗体
- ワクチン(予防接種)
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・風疹ワクチン、風疹・麻疹混合ワクチン、ムンプスワクチン
・肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
・B型肝炎ワクチン、インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン
雇い入れ時ならびに定期健康診断について
労働安全衛生規則第43条、第44条に基づく、雇い入れ時健康診断ならびに定期健康診断を実施いたします。
検査項目は以下の通りで、検査費用は自費扱いとなり、¥13,200(税込)となります。
オプションで他項目の追加も可能ですので、詳しくはお問い合わせください。
- ・既往歴及び業務歴の調査
・自覚症状、他覚症状の有無の検査
・身長・体重・腹囲
・視力及び聴力の検査(1000Hz、4000Hz)
・胸部エックス線検査
・血圧の測定
・血液検査
> 貧血検査(赤血球数・ヘモグロビン)
> 肝機能検査(GOT,GPT,γ-GTP)
> 血中脂質検査(中性脂肪・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール)
> 血糖検査
> 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
・心電図検査